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シャンプーレスに伴う疑問と対処法②2017年07月10日 

シャンプーレス生活をしようとするといろいろな問題(疑問)が浮上してきます。

その問題の解決法、対処法について引き続きQ&A方式で述べていきたいと思います。

 

Q:シャンプーを1日しないだけで‟べたつき”が気持ちが悪くて耐えられません。いい方法はありますか?

A:べたつきは過剰に分泌された皮脂のせいですが、皮脂を落とそうとすると、かえって皮脂がいっぱいでるという悪循環に陥ります。皮脂(あぶら)で束状になった髪が審美的に気持ち悪いので、目の細かいブラシでよくブラッシングをするとべたっとした毛束感が薄れて見た目は多少よくなると思います。

 

Q:シャンプーを1日しないだけで‟フケ”、‟かゆみ”が気持ちが悪くて耐えられません。いい方法はありますか?

A:フケやかゆみに対してもブラッシングが基本だと思いますが、頭皮をこするようにブラッシングすると皮膚を傷つけるので、皮膚炎が起こって逆効果かもしれません。湯シャン実践者の中には、クエン酸水で洗う、重曹水で洗う、食塩水で洗うなどの方法を提唱している人もいます。私もいろいろ試してみましたが、その中では食塩水が一番いいような気がしました。人によって合う合わないがあると思うので、いろいろ試してみて自分にあうやり方を探すといいと思います。

 

Q:クエン酸水、重曹水、食塩水で洗うという方法について、濃度とか詳しく教えて下さい。

A:濃度は適当です。クエン酸も重曹も食塩も、そのまま髪や頭皮につけたとしても危険な物質ではないので多少濃くても問題ありません。どの程度の濃さがよいか、試行錯誤してみてください。ちなみに私は塩を使う場合、洗面器に大さじ1杯程度入れて、洗面器1杯(1.5~2L程度?)のぬるま湯で溶いて使っています。皮脂を落とそうとして熱めのお湯で洗いたくなる気持ちもわかりますが、皮脂を落とすことは逆効果(かえって皮脂がいっぱい出るようになる)なので、冷たくない程度のぬるま湯を使うのが基本です。

 

Q:シャンプーを1日しないだけで‟におい”が気になって耐えられません。いい方法はありますか?

A:頭のにおいは自分ではわからないので気にしないのが一番ですが、「この人くさいな~」と思われたくない気持ちもわかります。シャンプー派の人々もシャンプーの香りでごまかしているだけで本当は臭いのですけど・・・。香りをつけたい方は、頭に気に入った香水を振りかけて(1~2プッシュでOK)ぬるま湯で流すか、ぬるま湯に香水をプッシュして混ぜたもので頭を流せば、シャンプーをしたのと同じ条件になります。ただし、そういう人工的な香りがいい香りなのかどうかは各自判断してください。「豚は豚くさく、犬は犬くさいのと同様に、人は人くさい」のが当然だと思っているので、よほどきつい体臭の人でない限り、またそれがただの体臭である限り、私は臭いとは感じません。逆に、シャンプーや香水の匂いの方が臭いと思うことが多いし、気持ち悪くなることもあります。

(投稿者:斉藤 群大)

シャンプーレスに伴う疑問と対処法①2017年07月04日 

シャンプーレス生活をしようとするといろいろな問題(疑問)が浮上してきます。

その問題の解決法、対処法についてQ&A方式で述べていきたいと思います。

 

Q:シャンプーを使わないなんて汚くないですか?

A:シャンプーを使っている人の方が汚いです。シャンプーを使わないでいるとStaphylococcus epidermidis(表皮ブドウ球菌)などの正常細菌がびっしりと頭皮を多うようになり、Staphylococcus aureus(黄色ブドウ球菌)などの雑菌の繁殖する隙間がありません(実際に見たわけではありません)。シャンプーを使っていると正常細菌が洗い流されるので雑菌が増えます。よってシャンプーを使っている人は汚いと思います。

 

Q:シャンプーをやめてみたところ、頭皮の匂い、髪のべたつき、かゆみ、フケがひどく、続けられず、結局シャンプー生活に戻ってしまいました。どうすればよいですか?

A:それはシャンプーの離脱症状です。頑張って耐えていればなくなる症状ですが、耐えられないのであれば、シャンプーの頻度を徐々に減らしていくのも一つの方法かもしれません。シャンプーをした翌日はぬるま湯で洗髪(湯シャン)、その翌日はシャンプーというように、2日に1回としてみます。慣れたころに、3日に1回のシャンプー。また慣れてくれば4日に1回というように徐々に減らしてみてください。

 

Q:整髪料を付けているのですが、それを落とすためにはシャンプーは必須だと思います。

A:その通りです。したがってシャンプーレス生活をするなら整髪料はつけるべきではありません。整髪料自体が髪や頭皮に悪い可能性もあります。髪型の工夫、ブラッシングやブローなどでヘアースタイルを整えるように頑張ってください。そのうち髪の状態がよくなってくるので、整髪料を付けなくてもスタイリッシュになれると思います。

 (投稿者:斉藤 群大)

シャンプーレス生活のすすめ2017年06月23日 

私はかれこれ1年以上シャンプーを使っていません。

人にそのような話をすると「え?本当ですか?どうしてですか?」と一様に驚かれますが、「(科的に考えて)必要ないからです」と答えるようにしています。

必要がないどころか、シャンプーは人体(髪や頭皮)にとって有害であり、またお金も時間もかかり、「髪にいい香りをつける」ということ以外に何もいいことがありません。

よく「湯シャンの人はくさいし、髪がベタベタ油っぽくなって不潔感がある。フケも出るし、頭皮がかゆくなる」などという意見を聞きますが・・・まさにその通りです(笑)。

そして、それがまさにシャンプーをやめることによって起こる「離脱症状」なのです。

私も正直なところ、シャンプーをやめた数ヶ月間この「離脱症状」に苦しみました。

しかし、シャンプー中止後1年経った今では、全くシャンプーを使わない状態でもそんなに臭くないし(たぶん)、髪がべたつくこともなければ、フケも出ず、かゆみもありません。

つまりこれはどういうことなのでしょうか?

以下、科学的に解説いたします。

「シャンプーによって適度な皮脂と正常な細菌が洗い流され痛めつけられた頭皮は、雑菌が繁殖して臭くなるし、頭皮を守ろうとして皮脂がいっぱい分泌されるようになってべたつき、荒れた頭皮はかゆくてフケもでる。その症状はシャンプーを使うことでリセットされ、一時的に匂いやべたつき、フケ、かゆみはなくなるものの、頭皮の状態はさらに悪くなっていく。その悪循環に陥った状態がシャンプー依存症の状態です。頭皮の状態が悪ければ、当然離脱症状も強くでて、匂い、べたつき、フケ、かゆみに苦しみます。ところが、この離脱症状に耐えてシャンプーレス生活を続けていると、頭皮が本来の健康状態を取り戻し、雑菌が繁殖しなくなるので臭くなくなり、フケもかゆみも減っていきます。シャンプーの害から頭皮を守ろうと必死に皮脂を出していた頭皮の皮脂分泌腺も、頑張らなくてもいいと気づいて徐々に余分な皮脂を出さなくなってきます。それによって髪のべたつきも減ってきます」

しかし、

「理論的にはそうかもしれないけど、現実的ではないでしょ?」

「その離脱症状に耐えられず、シャンプー生活に戻ってしまう」

「実際どうしたらいいの?」

という声が聞こえてきそうです。

次回、シャンプーレス生活にともなう様々な疑問に対して答えていきたいと思います。

 (投稿者:斉藤 群大)

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